2018年12月18日、中国のインターネット医療企業VC Beatは、「未来のAI企業TOP100」というイベントを催し、アリババやDHIC、NVIDIAなどの企業を含む7つの企業が、それぞれの新商品や融資状況、今後の戦略などについて報告を行った。
アリババは映像クラウドの提供を検討していることを発表した。医療分野における映像データは非常に多く、それらを一つのプラットフォームで管理・共有することで、撮影する回数を減らすことが可能になるという。データが多くなってきたら、自動的に内容が重複するものを削除する機能も備わっている。中国人工知能網によると、アリババはプライバシーにも十分に配慮したいと強調しており、セキュリティーの強化も同社が管理する予定だという。
ほかの企業も積極的に自社の発展動向を発表し、企業間で議論や意見交換が行われた。NVIDIA社も映像プラットフォームの提供を検討しているが、よりわかりやすく、使いやすいことを目指している点がアリババとの違いだ。また、Image Solution社は乳腺がんの診断を補助する商品を開発中だと発表した。人工知能の技術を駆使するだけでなく、世界中から乳腺がんのプロ医師を招き、監修を受けているという。