香港拠点のAI創薬スタートアップであるInsilico Medicineは、同社のシリーズCラウンドとして2億5500万ドルを調達した。本ラウンドは、米ニューヨークを本拠とするプライベートエクエイティファームのWarburg Pincusが主導している。
22日、Insilico Medicineが明らかにしたところによると、今回の調達資金により複数の臨床試験を推進することを通し、AI・創薬機能の開発強化に充てるとしている。Insilico Medicineは2014年の設立以来、3億1000万ドル以上を調達、130を超える査読論文を発表し、30を超える特許を申請してきた。
また、Warburg Pincusは1994年以降、中国において140社に約140億ドルを投資した実績を持つ。なかでも、ヘルスケアセクターには18.5億ドル以上を投資し、近年医療AIへの関心を高めていた。
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