自撮りで自分の健康状態がわかる!? アメリカで新たなデータマイニングが広がる

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ヘルスケア産業におけるデータマイニング市場は、2021年までに60億ドルを超えると予測されている。現在投資家の間で注目されているのは、「ケータイで自撮りをしただけで自分の健康状態がわかる」というシステムだ。アメリカのIT企業「doc.ai」は、一般ユーザーが自撮りの写真を提供すると、その画像で健康状態を分析する技術を開発している。

米メディアForbesによると、doc.itは、これまで戦略投資家から何百万ドルもの資金調達を完了したという。doc.aiの狙いは、ユーザーから顔写真を集めることで、彼らの健康状態と居住地の相関関係を見つけることである。最終的には、遺伝子データから、健康状態や寿命について何らかの発見をすることを目標としている。ユーザーとしては自撮り写真を送るだけで自分の健康状態がわかり、doc.aiとしては画像提供を通じて研究のためのデータを収集することができるという、まさにwin-winの関係となる。

現在、doc.aiは、ハーバード大学と協力し、特定の地域において一般ユーザーの参加を募っている。doc.aiのデータマイニングは、個人に直接アプローチをする点において、従来のテクノロジージャイアントとは異なっている。doc.aiには保険業界からも注目が集まっており、今後の動向には目が離せないだろう。