Google Cloudは4日、医療画像データへのアクセスと相互運用性を向上させる新たなソリューション、Medical Imaging Suiteを発表した。
医療画像は疾患診断に使用される重要なツールであり、毎年世界中で何十億枚に及ぶ医療画像がスキャンされる。画像データは全ヘルスケアデータの9割を占めるとされるが、これまで複雑な画像処理の多くのプロセスを人手に依存してきた。一方、画像種と総ボリュームは増え続けており、臨床医や読影医、その他の医療従事者における作業負担の急激な増加が問題視されてきた。今回新たに提供が開始されるMedical Imaging Suiteは、AIモデルの開発で組織が直面する共通のペインポイントに対応しており、データの相互運用性を高度に実現しようとするもの。コンポーネントの詳細はこちらから確認できる。
Google Cloudは、画像診断のためのAI開発を可能にし、画像の迅速かつ正確な診断、医療従事者の生産性向上、患者のケアアクセスとアウトカムの改善をサポートするなど、ヘルスケア領域における取り組みを加速させている。
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