韓国の食品医薬品安全省(MFDS)と米国食品医薬品局(FDA)は、医療製品開発における人工知能(AI)の利用を促進するために提携し、規制のグローバルスタンダードを設定することを目標に掲げた。このほど明らかにされた韓国政府発表によると「両機関は経験を共有し、医療製品開発へのAI利用を促進する」とする協力覚書に調印した。
今後、韓国と米国は、世界の規制当局と共同でワークショップを実施し、安全で効果的な医療製品の製造における技術利用を促進するために、規制当局が果たすべき役割について議論を進める予定。声明によると「AIを活用した医療製品の開発・輸出を活性化させるため、より合理的な制度の精緻化やガイドラインの策定など、規制面での支援を強化する」という。
韓国MFDSと米国FDAは相互協力関係をさらに広げ、臨床試験や食品安全管理など、両組織の共通プログラムをカバーする可能性も計画していると述べている。
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