医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例AIを巡る医療経済・政策コロラド小児病院が小児精密医療研究所を立ち上げ

コロラド小児病院が小児精密医療研究所を立ち上げ

米コロラド小児病院は26日、AIを含む革新的技術を用い、ゲノムデータをはじめとしたビッグデータの活用成果を患者ケアプランに統合することを目指した「精密医療研究所(Precision Medicine Institute)」の開設を明らかにした

個別化医療やゲノム医療と密接に関連する精密医療は、疾患の根本的原因に対処するために最新の技術と情報を利用するもので、専門家がより的確な診断を下すことで、的を絞った治療計画、より良い転帰および治癒可能性をもたらすもの。コロラド小児病院の専門家らは、小児がん、希少神経変性疾患、嚢胞性線維症、心筋症、神経筋疾患、遺伝性疾患、代謝性疾患など、数多くの小児疾患に対する新しい精密医療アプローチのパイオニアでとして知られる。

同院で最高医学責任者(CMO)を務めるDavid Brumbaugh医師は、「我々の精密医療への投資は、将来の医療と患者ケアの原動力となるという点で、非常に重要だ。我々は医療のあり方を進化させ、患者とその家族にとって最適なケアアクセスを提供するために尽力する」としている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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