医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例Denti.AI - 学術的評価を高める「歯科X線画像のAI自動診断サービス」

Denti.AI – 学術的評価を高める「歯科X線画像のAI自動診断サービス」

歯科治療の収益性・スピード・品質の向上のため、AIによる画像処理技術を活用する動きが強まっている。「Denti.AI」は歯科用X線画像のAI自動診断サービスを提供し、学術面での評価を高めている。

PRWeb掲載のプレスリリースでは、「Denti.AIが専門家が見落とすような歯科病変をX線画像から正確に識別した」研究成果に対し、米国の歯科学会The American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology(AAOMR)が2020年アルバート・G・リチャーズ大学院生研究賞を授与したと発表されている。同研究はAAOMRの年次セッションで最優秀ポスター賞も受賞しており、その内容は「Denti.AIの画像診断技術が専門家と同等以上の結果を示し、歯科医療従事者の疲労と診断エラーを軽減する可能性を示す」ものであった。

Denti.AIの技術は、う歯(虫歯)や歯周炎といった主要な異常や、過去の歯科治療などの特徴をX線画像からAIによって検出するクラウドベースのサービスである。そのシステムは様々な診療管理ソフトや画像機器と統合され、歯科臨床のワークフローの自動化に貢献している。Denti.AIの最高歯科責任者(Chief Dental Officer)であるEric Pulver氏は「私たちは歯科市場に明快さ・標準化・品質保証・効率性・信頼性をもたらし、歯科医療提供者をサポートします」と語っている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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