米CDC – アウトブレイク分析のための新センターを設立

米疾病予防管理センター(CDC)は19日、公衆衛生の危機に対処するためのデータ利用、モデリング、分析における国家レベルでの能力強化を目的として、Center for Forecasting and Outbreak Analytics(CFA)の設立を明らかにした

CDCが公表したところによると、CFAの目標は「感染症モデリングと分析により、アウトブレイク対応を改善すること」とし、感染症に関する知見を一般市民に広く提供し、個人の意思決定に役立てるためのプログラムを開発する予定であるという。このプログラムは、気象情報に類したものが想定されており、市民向けの身近な感染症情報となることが期待される。

CDC長官であり、自身も医師であるRochelle P. Walensky氏は、「本センターが発足したことを嬉しく思う。この新しいセンターは、我々が公衆衛生の脅威に備え、対応する方法をいかに近代化しているかを示す一例だ。このグループから、アウトブレイク対応の改善に向けたデータ、モデリング、分析の活用において、今後もイノベーションが続くことを期待している」と述べた。

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1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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