医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例AIを巡る医療経済・政策Cancer Moonshot - CDCによる2億1500万ドルの研究助成

Cancer Moonshot – CDCによる2億1500万ドルの研究助成

米疾病予防管理センター(CDC)はこのほど、3つの国家的がんプログラム(National Breast and Cervical Cancer Early Detection Program、National Comprehensive Cancer Control Program、National Program of Cancer Registries)の下、86件のプロジェクトに対し、計2億1500万ドル(約289億円)を助成することを明らかにした

この資金助成は、ジョー・バイデン大統領が再始動させた「Cancer Moonshot」(今後25年間で、がん死を50%以上減少させ「がんに終止符を打つ」ことを目指すイニシアチブ)における、5年11億ドルの投資に含まれるもの。資金提供により、予防可能ながん発症の低減、がん検診の効率化、がんサバイバーのウェルネス向上、新技術の公平な利益享受、などCDCの掲げる目標に沿った重点課題への研究開発が進められる。

CDCの全米慢性疾患予防・健康増進センターのディレクターであるKaren Hacker氏は「がんは依然として米国における死因の第2位であり、日々1,600人以上ががんで亡くなっている。がんの予防とコントロールは公衆衛生上の緊急課題であり続ける。我々は命を救い、取り組みを歴史に刻むため、さらに力を合わせる必要がある」と述べた。

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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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