米フロリダ州オーランドに本拠を置くKore.aiは、同社の会話型AI技術をMediktorのバーチャルヘルスケアプラットフォームに追加したことを明らかにした。両社は会話型AIを備えた医療アシスタント技術に基づくデジタルトリアージを加速させる。
Mediktorの医療アシスタントは、デジタルトリアージを「事前診断レベル」で実施できることを特徴とするが、今回の提携によって医療機関は「会話型・多言語・オムニチャネルのヘルスケアアセスメント」を利用することができるようになるという。Kore.aiが提供する技術は、HIPAA準拠の会話型AIソリューションである「HealthAssist」で、自然言語処理と機械学習技術によって、患者は自身の症状を自分の言葉で説明することで正確に情報を伝えることができる。
Mediktorのニューヨーク本社でマネージングディレクターを務めるVicenç Ferrer氏は、「Kore.aiの最先端会話型AIとMediktorの医療NLPおよびケアナビゲーション機能の組み合わせにより、医療業界の主要なプレーヤーは、患者の非構造化医療テキストから貴重な情報と意味のある洞察を抽出することが可能になる」と述べた。
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