ピッツバーグヘルスデータアライアンスがAWSを活用へ

ピッツバーグヘルスデータアライアンス(Pittsburgh Health Data Alliance)は、ピッツバーグ大学メディカルセンター・ピッツバーグ大学・カーネギーメロン大学などの研究者からなる組織で、関連施設から集積したデータを健康増進や医学の向上に役立てることに主眼がある。同組織は、Amazon Web Services(AWS)を活用していくことを公表した。

7日、ピッツバーグヘルスデータアライアンスが公表したところによると、Amazonとの協力体制によりAWSを利用した機械学習アプローチを積極的に取り入れていくという。対象とする研究領域は、がん診断・個別化医療・音声認識技術・医療画像など広範囲に及ぶ。

ペンシルベニア州南西部を舞台とするこのコンソーシアムは4年前に結成され、ヘルスケア領域で構築されたビッグデータの有効活用で特徴的な成果を示してきた。AmazonでAI事業を率いるSwami Sivasubramanian氏は「機械学習が医学研究を飛躍的に向上させると信じている」と述べ、協力体制の展望に強い期待感を示している。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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