米国一般調達局(GSA)はこのほど、連邦政府機関が最高レベルの医療を提供できるよう、多様で実用的なソリューションを求める懸賞コンペ「Applied AI Healthcare Challenge」を開始した。
今回のチャレンジでは、特定領域における医療アウトカム向上に焦点を当てており、これにはメンタルヘルス分野、中毒とオピオイド、健康格差、サプライチェーンと安全性、悪性腫瘍、などが含まれている。参加者はそれぞれ2.5万ドルの賞金を目指して競うこととなる。申請書類の提出期限は2023年3月20日で、ここから最大で16名のファイナリストが選択され、5月2日に開催されるApplied AI Health Challenge Industry Dayで発表する予定。
GSAのTechnology Transformation Services(TTS)を率いるAnn Lewis氏は「このチャレンジは、ヘルスケアサービスやイニシアチブをサポートする有望な新しいAI技術製品を特定するのに役立つ」とした上で、「我々はオープンガバメントとオープンサイエンスの原則に基づき、連邦政府のAI能力拡大を支援している」と述べた。
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