医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例NuanceとNVIDIAのパートナーシップ

NuanceとNVIDIAのパートナーシップ

Nuance CommunicationsとNVIDIAは14日、新しいパートナーシップの締結を明らかにした。画像診断に関するAIクラウドプラットフォームであるNuance Precision Imaging Networkと、NVIDIAが共同で設立したオープンソースでドメイン特化の医療画像AIフレームワークであるMONAIを、全米規模で結びつけることになる。

Nuanceの公表によると、米マサチューセッツ州の大規模ヘルスケアプロバイダーであるMass General Brigham(MGB)は、MONAIとNuance Precision Imaging Networkを使用し、医療画像モデルの開発やアプリケーションのパッケージング、展開、モデル改良のための臨床フィードバックをリンクさせる独自のワークフローを定義した最初の主要医療センターとなる。MGBが運営する医療センターでは、年間150万人の患者、8万人以上の従業員を抱え、年間の研究費は23億ドルにのぼる。

MGBでデータサイエンス部門を統括するKeith J. Dreyer氏は「NVIDIAとNuanceが誇る技術の組み合わせにより、我々のAI研究者は雑務を排し、モデルトレーニングと開発に集中することができる」と述べている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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