Hippocratic AI – 1500万ドルを追加調達

医療特化の大規模言語モデルを開発する生成AIスタートアップのHippocratic AIは、新たに1500万ドル(約21億円)の資金調達を行った。これにより同社は、本年5月の立ち上げ以降、シードラウンドの総額として6500万ドルを調達したこととなる。

米カリフォルニアを拠点とする同社は今後、医療システムやデジタルヘルス企業と提携し、技術開発の先導、ユースケースの確立、安全性の検証、専門家フィードバックからの強化学習、データガバナンス、モデル安全性委員会への参加などを進める予定。同社のパートナーには、Cincinnati Children’s Hospital、Universal Health Services、HonorHealth、Vital Software、ELNA、Sondermind、Capsuleが含まれる。

ChatGPT成功の影響により、領域特化で差別化した大規模言語モデルを取り扱うスタートアップが急増した。医療領域においてもHippocratic AIのほか、米ボストンを拠点とするGenHealth AIなどが話題を集めている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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