「Medtec Japan」アワードでアイリスが最高賞を受賞

インフルエンザの診断支援のためのAI医療機器「nodoca」の開発で知られるアイリス社は21日、国内最大級の医療機器展示会である「Medtech Japan」において、イノベーション大賞の最高賞にあたる「Medtec大賞」を受賞したことを明らかにした

Medtec イノベーション大賞は、医療機器の製造・設計において優れた成果をあげた企業を表彰する目的で開催されており、今年で11回目となる。過去のMedtec大賞受賞企業には、朝日インテック株式会社や第一医科株式会社、株式会社QDレーザなど、日本を代表する医療機器企業が名を連ねる。アイリスの主力製品であるnodocaは、5年の開発・検証期間を経て薬事承認を取得、保険適用を経て2022年12月に発売を開始しており、現在、国内医療機関における急速な普及が進んでいる。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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